トイデジ制御セット 微速度撮影シャッター版

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トイデジ制御セットのシリーズ第二段として、微速度撮影(=タイムラプス動画撮影、インターバル撮影)のできる自動シャッターを作りました。シャッター部分の回路はブレッドボード上に組んでいます。プログラミングの必要なものは使っていません。電子部品を買ってきて刺すのと多少の半田付けでシャッター部分を作ることが出来ます。トイデジは、中身を空けて半田ごてなどを使って改造したものを使っています。

BBM_tlm_システム全体

システムの全体は、左から順に、

  • トイデジ(BONZART Lit)を改造したもの
  • USB mini Bオス- USB mini Bオス ケーブル
  • 微速度撮影シャッター
  • USB miniBオス – USB Aオス ケーブル
  • モバイルバッテリー(インプリンク ILU60-SPC01K)4500mAh

となっています。

BBM_tlm_オレンジアイスキャンディーを撮像している全体

こんな風に設置して、およそ30秒ごとにシャッターを切るように設定して、撮れた写真をつなぎ合わせて動画にするとこのようになります。

トイデジなので、撮れるのは静止画です。ですので、ちょっと手間ですが、動画編集ソフトで静止画をつなげて動画にしています。

こういう動画が取れるレコーダーは市販もされていて、たとえばKING JIMの「レコロ」などがあります。これは写真をつなげて動画にした状態で録画されます。普通のデジカメでシャッターの時間間隔を設定できるもの(静止画の集合が取れるもの)には、RicohのGRCXシリーズのあたりなどがあります。高級なカメラには赤外リモコンがついていますが、そのリモコンへ、シャッターを切る信号を一定間隔で送信できるこちらの「マルチインターバルタイマリモコン」という商品を使ってもインターバル撮影が出来るようです。

というわけで買えば手に入るものではありますが、自作だとインターバルの設定が自在だったり(*1)、他のカメラにこの先応用することも視野に入れると、同じ要領でいろんなカメラを微速度撮影対応にして、画質が高くてかつ安価なインターバル撮影環境を作ったり出来るので、やってみたくなるというものです。

(*1)それぞれのインターバルの設定可能時間は下記のとおりです。(2013/08/27調査)

  • KING JIM「レコロ」→最短で3秒から、最長で24時間の間隔
  • Ricoh GR →1秒/ 2秒/ 5秒~ 1時間(5秒単位)
  • Ricoh CX →5 秒~ 1 時間の間で 5 秒単位
  • マルチインターバルタイマリモコン →1~10秒までは1秒単位、15~40秒は5秒単位の16種類

ここまで作ってきていたバージョンは、トイデジの中身を空けて改造をするのが必要なのですが、ちょっと高価なカメラだと、上記のようにリモコンがあったり、シャッターを切るための電気的なレリーズがあったりします。これに対応するものを作ったらまたご報告します。

以下では、先ほどのアイスキャンディーを撮影していたシステムをもう少しご紹介します。シャッター部分の制作の容易さと比べると、トイデジの改造は段違いに難しいことになってしまっていますので、もっと簡単に改造して遊べるユニットをいずれつくる、、ということでトイデジの改造の中身についてはご説明しません。(BONZART Litだと画質はいまいちですがトイデジ自体が3000円程度と安価なので、半田テク上級者向けにいずれご紹介する、、かも。)

BBM_tlm_シャッター部分上面ケース入りBBM_tlm_シャッター部分底面ケース入りBBM_tlm_シャッター部分側面ケース入り

シャッター部分です。透明なケースに入っていますが、これは、他の記事で紹介しているブレッドボード用カバーです。同じく他の記事で紹介している貫通ブレッドボードも、背面あわせにして使っています。

BBM_tlm_ケースから出したところ

回路の部分はこのようになっています。

BBM_tlm_回路上面BBM_tlm_回路USBコネクタ側BBM_tlm_回路斜めからBBM_tlm_回路二枚をはがした隙間

マイコンの類は使っていません。タイマーICとロジックICを使っています。時間の設定をする箇所は、いくつかの抵抗器とDIPスイッチを使っています。DIPスイッチはとりあえず4連のものを使っているので、5通りの設定です。このあたりを改変すればもっと多くの種類のインターバルの設定が出来たり、半固定抵抗を使ってアナログでインターバル時間を調節したりするようなことが出来ます。

回路図、部品リストなどはまたいずれご紹介します。

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